北海道、電通エグゼ関係者を告発 コロナ関連事業で過大請求疑い
北海道が委託した新型コロナウイルス対策の関連事業で電通プロモーションエグゼ(東京都)が約1億5800万円を過大請求していた問題を巡り、北海道は29日、同社関係者を詐欺の疑いで道警に告発し、受理されたと発表した。 道によると、エグゼ社は2021~23年、電通グループ子会社の電通北海道(札幌市)から再委託されたコロナ対策のコールセンター業務で過大請求をしていたとしている。 エグゼ社の担当者は、再々委託先のコールセンター事業者から適正な実績報告を受けていたが、過大な請求内容に合わせてオペレーターの勤務表を書き換えるなどしていたという。道は告発した人数を明らかにしていない。