<なにわ鳥目線>長居公園上空から阿倍野方面を望む今と昔の風景
今回は大阪市東住吉区の長居公園上空から阿倍野区方面を望む。1枚目の写真の中央下にはヤンマースタジアム長居とヤンマーフィールド長居が確認できる。右側の池の周りに木が生い茂るのは長居植物園。向かって左側は大阪市住吉区、同阿倍野区方面、あべのハルカスが確認できる。
2枚目の写真は、2003年6月にほぼ同じ角度から縦に撮影したもの。長居公園はあまり変わっていない。しかし、写真中央上の方には、大阪市阿倍野区の複合施設「あべのベルタ」が確認できる。 写真中央には当時の長居陸上競技場と長居第2陸上競技場が確認できる(いずれも2014年3月のネーミングライツが導入で、ヤンマースタジアム長居、ヤンマーフィールド長居の呼称を用いている)。 競技場の真上、JR阪和線の高架付近には阿倍野区長池町にあった旧シャープ本社の建物も写っている。
3枚目の写真は、2枚目と同じく2003年6月に撮影したもので、2枚目よりやや西側の地点からの眺め。中央から少し斜めに伸びるJR阪和線高架の下に線路が確認できる。 昨年12月に大阪市が発表した「JR阪和線連続立体交差事業」の資料によると、同線に交差する道路の踏切で重大な事故や交通渋滞が発生していたため、踏切を除却するために阿倍野区文の里4丁目付近から住吉区杉本3丁目付近の間約4.9キロメートル区間を高架化する事業が1999年に開始。2006年5月21日に高架化が完了し踏切が廃止されたと書かれている。 現在、3枚目の写真にある高架下の線路は撤去され、更地や駅前の自転車置き場に利用されている。 (協力:小川航空)