福島県警ヘリ操縦士を書類送検 不時着事故、業務上過失傷害疑い
2020年、脳死男性から摘出した移植用臓器を搬送していた福島県警航空隊のヘリコプターが不時着し、乗っていた警察官や医師ら計7人が負傷した事故で、県警は24日、業務上過失傷害の疑いで、操縦していた男性警察官を書類送検した。捜査関係者が明らかにした。 事故は20年2月1日に発生。県警航空隊のヘリコプター「あづま」が福島県会津若松市から移植用心臓を運ぶため福島空港に向けて飛行中、郡山市の田んぼに不時着して横転し、4人が重傷、3人が軽傷を負った。移植は中止となった。