推し活のチケット争奪戦の実態とファンの本音
推し活に使う年間支出額、『他のファンに負けたくない』人は154,669円、『他のファンとの交流を深めたい』人は127,693円
推し活は26%が行っており、ファン同士のつながりなど、ライブやイベント体験以外のファンコミュニティに対する意識も高まってきている。 推し活に対するポジティブな考えかた・態度としては『推し活をすることで、日常生活に喜びや充実感を感じたい』が46%でもっとも高く、次いで『アーティストのライブやイベントに積極的に参加したい』が38%。 自分(ファン)自身がライブやイベントを体験するだけでなく、『推しの対象をサポートする力になりたい』という意識は女性のほうが高い。『他のファンとの交流を深めたい』という意識は男性の方が高くなっている。 「推し活への支出額」を「推し活に対する考えかた・態度」別で見ると、『他のファンに負けたくない』という意識を持つ人の支出金額がもっとも高く154,669円という結果に。 次いで『推し活をやめられない義務感を感じる』人は142,551円、『推しのことで気持ちの浮き沈みが多い』人は137,452円。ネガティブな感情が高額支出につながっているようだ。 「魅力を感じる仕組み」として、『ライブやイベントのチケット偽造防止やリセールでの透明性を確保する』がもっとも高く29%、次いで『現地限定グッズの後買いサービス』が25%。今後のソリューションとして期待される。 調査概要 調査手法:インターネット調査 対象者条件: <スクリーニング調査>18~69歳の男女の一般生活者(n=10,937) <本調査>過去2年以内に、音楽・演劇・演芸いずれかライブ・イベントのチケットを購入した人(n=1,216) 調査時期:2024年8月18日~2024年8月27日 調査機関:株式会社国際社会経済研究所(IISE) ※出典:「国際社会経済研究所(IISE)」 関連情報 https://www.i-ise.com/jp/ 構成/Ara
@DIME編集部