サンロッカーズ渋谷のジョシュ・ホーキンソンは『日豪代表対決』で白熱「ニック・ケイとの対戦はいつも楽しい」
代表合宿参加へ「お互いの強みを発揮したい」
タフに、献身的にプレーする姿は日本代表でもSR渋谷でも変わりない。ホーキンソンは2日間を通じてルーズボールやリバウンドで身体を張るのはもちろん、トランジションでもリムランでブレイクに加わった。ハーフコートオフェンスでは効果的にスクリーンをかけ、ポストでダブルチームを受けると、即座にスキップパスを飛ばして島根の守備を崩し、SR渋谷の屋台骨として健在ぶりを示した。 2月12日からアジアカップ予選に向けた代表合宿に参加している。22日にグアム戦、25日には中国戦が控える。今回は千葉ジェッツの富樫勇樹や長崎ヴェルカの馬場雄大らの他、2023年9月に帰化した佐賀バルーナーズのジョシュ・ハレルソンや仙台89ERSの阿部諒がトム・ホーバス体制で初参加した。 「あのワールドカップを戦ったメンバーと顔を合わせるし、今までプレーしたことがない選手たちも加わります。お互いの強みを発揮しながら代表で活躍できたら。代表活動はいつも楽しいので、合宿の練習からとても楽しみです」 ホーキンソンはそう声を弾ませた。再び世界を驚かせる、パリ五輪に向けた競争に胸を高鳴らせていた。
山根崇