「ロナウドがいる限り何も勝ち取れない」。カップ戦敗退のアル・ナスル、サポーターがPK失敗のC・ロナウドを厳しく非難
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルは、サウジアラビア国王杯のラウンド16でアル・タアーウンと対戦し、0-1で敗戦。同大会から姿を消した。 この試合でアル・ナスルは、96分にPKのチャンスを獲得。同点に追いつく機会を得たが、キッカーのC・ロナウドが放ったシュートは枠を外れ、ボールは観客席の子どもに当たってしまった。 2023年冬にアル・ナスルへ加入したC・ロナウド。今季は公式戦12試合に出場し、9得点を記録しているが、未だ同クラブでタイトルを獲得できていない。その現状と今回のPK失敗を受けて、一部サポーターが怒りを募らせているようだ。 敗戦後、イタリアメディア『コリエレ・デロ・スポルト』は、一部のサポーターがC・ロナウドに対して、「彼がいる限りアル・ナスルは何も勝ち取れない。彼を追い出そうとする者は誰もいない。これでは我々は何も勝てない!今日のパフォーマンスを見ても、彼はピッチを彷徨い、フリーキックとPKを無駄にした。彼はもう40歳の選手だ!」と厳しい言葉を浴びせたようだ。 また別のサポーターは「クリスティアーノのせいで負けた」、「大会を勝ち上がりたくないからわざとPKを外した」などと語っていたとのことだ。 なお、アル・ナスルはサウジ・プロリーグで現在3位につけており、今季もタイトル獲得を逃すことになれば、サポーターのC・ロナウドに対する不満はますます大きくなると予想される。