トランプ氏、国務長官に「アンチ中国」「出禁」ルビオ氏──思惑は? 対北朝鮮では対話を模索…“核保有国”と認めて交渉も?
■ルビオ氏、尖閣諸島は「日本の領土」明言
小栗委員長 「ルビオ氏は過去に、中国が領有権を主張する尖閣諸島について『日本の領土だ』とも明言しています」 佐藤アナウンサー 「日本の外交政策にも影響があるかもしれませんね」
■北朝鮮とは対話を模索か…拉致問題は
小栗委員長 「小谷教授によると中国とは反対に、トランプ氏は北朝鮮とは対話を模索しているといいます。トランプ氏は一次政権の時の2019年、現職のアメリカ大統領として初めて北朝鮮に行き、金正恩総書記と直接会談しました」 「この時は非核化のための対話でしたが、今度は開発が進む北朝鮮の核を放置した方がさらなる脅威を生むとして、北朝鮮を『核保有国』として認めた上で交渉を持ち掛けるのではないかとみられています」 「日本としては、対北朝鮮の最大のテーマは拉致問題の解決です。そのトップ会談の際にどう拉致問題をトランプ氏に斬り込んでもらうのか、石破首相の手腕も問われます」 野口啓代(スポーツクライミング五輪銅・『news zero』木曜パートナー) 「トランプ氏、とても強気な姿勢ですよね。今回の大統領選の結果は、これまで以上に自分の日常生活に影響を及ぼす可能性があるなと感じています」 「世界中がご機嫌とりのような状況が続く中で、私たちが損しないためにも、日本政府にはトランプ政権とうまく渡り合ってほしいなと思います」 (11月14日『news zero』より)