【写真：Getty Images】

　ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は16日（日本時間17日）、グローブライフ・フィールド開催の「MLBオールスターゲーム2024」にナショナル・リーグの「2番・指名打者（DH）」としてスタメン出場。球宴初本塁打となる先制3ランを放つ活躍を見せた。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　初めてナ・リーグの一員として出場したオールスターで、待望の瞬間が飛び出した。 　大谷は、3回無死一、二塁のチャンスで第2打席を迎え、アメリカン・リーグの3番手タナー・ホウク投手（レッドソックス）と対戦。2ボールからの3球目、甘く入ったボールを完璧にとらえた。打球は右中間スタンドに飛び込む先制3ラン本塁打。自身オールスター初ホームランは、試合を動かす一発となった。 　そのほか、第1打席は四球、第3打席は空三振という結果に。この日は3打数1安打1本塁打3打点の成績で、7回に代打を送られた。 　試合は、ナ・リーグが大谷の先制3ランで主導権を握ったが、直後にアメリカン・リーグがフアン・ソト（ヤンキース）の適時打などですぐさま同点に。さらに、5回には途中出場のジャレン・デュラン外野手（レッドソックス）の2ラン本塁打で勝ち越し。その後は両リーグの投手陣が好投を見せ、5-3でゲームセット。ア・リーグが逆転勝ちをおさめている。 　また、MVPにはア・リーグから決勝2ランを放ったデュランが選出。大谷のMVP受賞とはならなかった。