大根仁監督、Netflixと5年独占契約を締結 新作シリーズ・映画を複数製作へ
Netflixと映像ディレクターの大根仁が5年独占契約を締結。今後5年間にわたり新作のNetflixシリーズ・映画を複数製作し、Netflixで独占配信する。 【写真】Netflixと5年独占契約を締結した大根仁監督 初監督映画『モテキ』(2012年)をはじめ、数多くのテレビドラマや映画を手がけてきた大根。監督を務めた連続ドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(2022年/カンテレ・フジテレビ系)でギャラクシー賞大賞を受賞後、2024年7月25日よりNetflixで独占配信された『地面師たち』は、5週連続でNetflix週間グローバルTOP10入り(非英語/シリーズ)を果たし、日本におけるNetflix週間TOP10(シリーズ)では、6週間連続1位を獲得した。 今回の契約発表に際して大根は、「『地面師たち』が配信されて2週間たった頃、Netflixから専属契約の提案を受けました。『はい、よろしくお願いします』と、自分でも驚くほど、その場で即答したのですが、その理由を考えると、配信メディアという、まだ映画やテレビドラマほどジャンルが確立していない、言ってしまえば“未開の荒地”であるその場所自体に、気持ちが惹きつけられたのだと思います。それと、『地面師たち』で初めて組んだNetflixのスタッフの“映像制作に対する意識の高さ”、これまで映画やテレビドラマでは体験できなかった“理想のクリエイティブ環境”、これらがとても大きかった。Netflixと始まる新たな企画・作品にワクワクしています」とコメント。 Netflixコンテンツ部門バイス・プレジデント坂本和隆は、「大根さんは『地面師たち』で、そのクリエイティブな才能を惜しむことなく発揮されました。スリリングなストーリーと人間味に溢れるクセになるキャラクター、そしてうねるようなビートで世界観を紡いでいく音楽も合わさって、一気見をする人が続出。2024年の暑い夏をさらに熱くした『地面師たち』は、Netflix史上、日本国内で最も多く視聴された作品の一つとなっています。私たちは、大根さんが切り取る唯一無二の独特な視点を通じ、まだ語られていないストーリーを発見し、世界中の視聴者を魅了する圧倒的なエンタテインメントを届けていきます」と今後の展望を語っている。 現在、大根監督によるNetflix作品は複数本並行して企画中とのこと。
リアルサウンド編集部