【18位争いは磐田、柏、新潟の三つ巴に。ラスト2節、J1残留争いの行方(2)】4戦連続ロスタイム失点で、勝負弱さが気になる柏。ルヴァン・ファイナリストの新潟はG大阪、浦和を撃破できるか
■「物語は必要ない。勝ちたい」
新潟に関しては、磐田との差が6ということで一歩リードだが、磐田の動向次第では安泰とは言えない状況になるかもしれない。彼らは目下、リーグ7戦未勝利で、残りの相手がガンバと浦和。AFCチャンピオンズリーグ圏内を狙えるガンバは意欲満々だろうし、浦和も埼玉スタジアムでは新潟に一度も負けていない。苦戦は必至の情勢だ。 ご存じの通り、彼らは11月2日のYBCルヴァンカップ決勝で名古屋グランパスと好勝負を演じ、多くの人々から高い評価を受けたばかり。「ルヴァンで決勝に行って称賛されたかもしれないけど、勝っていない。ちゃんと勝った景色をみんなで見たい」と左サイドバック・橋本健人も切実な言葉を絞り出していた。 今季限りでの勇退が確実視される松橋力蔵監督も「物語は必要ない。勝ちたい」と柏戦後に強調。9月14日の湘南戦以来のリーグ戦勝利を賭けて、全身全霊を込めてラスト2戦に挑む覚悟だ。 柏戦を見ていても分かるように、彼らの課題はアタッキングサードでの攻撃の迫力と精度だ。そこまではボールを保持できているのに、シュートに結びつかないケースが目立つのだ。小野裕二と谷口海斗を頭から出し、長倉幹樹と小見を途中からジョーカー起用するという策も効果は出ているものの、ラスト2戦は陣容や組み合わせ含めて再検討してもいいかもしれない。 ガンバも浦和も堅守を特徴とするチーム。そこに先手を取るには、相当なアイディアや工夫が求められてくる。今こそ松橋体制の集大成を見せ、残留を勝ち取るべき。数字上で有利な彼らはそれを遂行する責務がある。 柏と新潟は12月8日の最終節を笑顔で終えられるのか。今こそチームの真価が問われる。 (取材・文/元川悦子)
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