北海道・網走湖でワカサギ釣り解禁 氷点下10度、真冬の釣り楽しむ
網走湖(北海道網走市)のワカサギ釣りが5日、解禁された。氷点下10度を下回る湖上に早速、大勢の釣り客や帰省中の観光客らが針をたらし、真冬の釣りを楽しんでいた。 東京都八王子市から訪れた小学生の鈴木奏斗さん(8)、珀斗さん(6)の兄弟は、小清水町のいとこの中村飛翔さん(9)と3人で初挑戦し、釣り糸の先に集中していた。苦戦したが、父親らのサポートを受けながら、奏斗さんは「ワカサギ釣りは楽しい」と寒さも忘れて熱中していた。 網走湖は、すでに20センチを超える氷厚となっている。この日は年末年始の9連休最終日の日曜に快晴も手伝って、湖上に防寒用のカラフルなテントが並んだ。出足は好調で運営する網走市観光協会も期待を膨らませていた。 ワカサギ釣りは3月中旬までの予定。中学生以上の遊漁料900円(小学生450円、小学生未満無料)は昨年と変わらず。穴開け、さお、えさ、テントなど手ぶらで楽しめる一式がレンタルできる。【本多竹志】