民間ヘリ、学校に緊急着陸 兵庫・相生、けが人なし
10日午後4時ごろ、岡山市の航空会社「匠航空」のヘリコプターがエンジンの不具合のため、兵庫県相生市の相生学院高のグラウンドに緊急着陸した。けが人はいなかった。国土交通省は事故につながりかねない重大インシデントと認定。運輸安全委員会は航空事故調査官2人を指名し、11日午後にも現場や関係先を調査する。 国交省などによると、ヘリは「ロビンソンR44」で2人が搭乗。愛知県豊山町の名古屋飛行場から岡山市の岡南飛行場に向かう途中でエンジンの出力が低下したため、緊急事態を宣言して着陸した。匠航空は機体の損傷はないとしている。学校側にはグラウンドに着陸することを通知しなかった。