台湾から満席の165人 JTA、チャーター便運航「復興支援につながる」 沖縄
日本トランスオーシャン航空(JTA)は4日、台北―那覇間で本年度初のチャーター便を運航し、台北からは満席の165人を出迎えた。沖縄側からは150人が出発。3日の台湾で発生した地震を受け、JTAや旅行会社らはチャーターツアーの可否を協議したが、ツアー先は被災地が含まれていないことや、実施することが復興支援につながるとして予定通り就航に至ったという。 【動画】1000万人訪れる台湾政府主催の人気イベント
県内と台湾の旅行会社が企画する双方向チャーターで、沖縄から台湾へのツアーを催行したジャンボツアーズによると、3日の津波警報発表で離島から那覇の便が欠航したことなどにより約10人のキャンセルがあった。 津波警報の影響で3日午後、航空各社は振り替え便の手続きなどに追われたが、4日は大きな混乱はなかった。全日本空輸(ANA)の担当者は「正午までチェックインカウンターは通常時の2~3割程度、利用客が多かった」とし、日本航空(JAL)グループは朝から通常通りだったという。 (與那覇智早)
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