山崎賢人&山田杏奈のサプライズ登場に高校生たちが息をするのも忘れて大興奮<ゴールデンカムイ>
山崎賢人主演の映画「ゴールデンカムイ」が、1月19日(金)より全国公開される。この度、同作に出演する山崎と共演の山田杏奈が、大阪・箕面自由学園高等学校の吹奏楽・チアリーダ―部の名門チーム「GOLDEN BEARS」の元へ、サプライズ訪問をした。 【写真】山崎賢人、高校生からの“逆サプライズ”に感激 ■偶然とは思えない、親近感を感じさせる名前 大阪・豊中にある箕面自由学園高等学校の「GOLDEN BEARS(金色の熊)」は、吹奏楽部96人・チアリーダー部56人(合計152人)の、「日本一」をモットーに日々練習に励む“強豪チーム”。 吹奏楽部は、全日本マーチングコンテストで、2年連続金賞。チアリーダー部は、JAPAN CUPで23回の優勝・全日本高等学校選手権大会で16回優勝という経験を持ち、どちらも名門チームとして知られている。 現在、吹奏楽部は自主公演を、チアリーダー部はNBAアトランタホークスハーフタイムへの出演(高校生では初)を目指し、日々練習に励んでいる。 映画「ゴールデンカムイ」は、アイヌの莫大な埋蔵金を巡る物語で、大自然に生きるヒグマとのバトルも見どころの一つ。“ゴールデン”に“ベアーズ(熊)”が入るチーム名は、偶然とは思えない親近感を感じさせる名前ということで、主人公・杉元佐一を演じた山崎と、アイヌの少女・アシリパを演じた山田が、高校生たちの前にサプライズで登場する応援イベントを行い、彼らに熱いエールを送った。 ■突然のサプライズ訪問にMCから「息吸おう!」 「GOLDEN BEARS」の生徒たちは、「『ゴールデンカムイ』のWEB動画を撮影する」と伝えられて集合。撮影前の参考用にと予告映像を観ている中、急に山崎と山田からのメッセージ映像が流れはじめ、2人が「GOLDEN BEARS」の名前を口にしただけでも歓声が起きた。 そして「そっちに行きまーす!」という掛け声とともに山崎と山田が目の前に現れると、会場からは歓声が止まらず、MCからも「息を吸おう!」と言われるほどの大興奮状態となった。 山崎が「GOLDEN BEARSの皆さん、『ゴールデンカムイ』という映画をやっていまして、これ以上ない縁を感じています。今日皆さんにお会いできて光栄です!」とあいさつすると、さらに会場のボルテージがアップ。続いて、山田が「皆さんもナンバーワンを目指していらっしゃって、私たちももうすぐ映画が公開で、是非ともナンバーワンを目指したいなと。ご縁があるなと思いました!」と呼び掛けると大きな拍手が会場を包んだ。 ■映画で注目してほしいのは、“グルメシーン” イベントでは、映画の話から2人の学生時代について、さらには生徒たちから募った質問に答えるなど大盛り上がり。映画のアクションシーンについて聞かれると山崎は「僕が演じたのは、日露戦争帰りの陸軍兵で、“不死身の杉元”と呼ばれる生命力が強い男なんですが、二〇三高地の戦場シーンを1カット長回しで撮って、“不死身”を表現したり、北海道の雪山でベアーズと戦ったり…『ゴールデンカムイ』にしかないアクションがたくさんあるので、皆さんにも観ていただきたいです」とコメント。 特に注目してほしいシーンについて聞かれると山田は「グルメシーンです。ご飯を食べるシーンがほっこりして、コミカルな部分でもあるんですが、緩急があるのも『ゴールデンカムイ』の面白さだと思うので、注目してほしいです!」と答えた。 ■仕事で大事なことは「きちんとあいさつすること!」 2人の学生時代の話になると山崎は「高校生の頃は、(すでに)この仕事を始めていたので、勉強との両立が大変でした。中学生の頃は、学校に行きながらサッカークラブに通って、青春でしたね。合宿とか楽しかったです。夢中になってボールを追いかけてました」と振り返り、山田は「私は女子高だったんですが、バレンタインになると、作ったお菓子をみんなタッパーに入れて持ち寄るんです。友達や先生にもあげて…今思うとめちゃめちゃ青春だったなと思います!」とそれぞれの青春エピソードを披露した。 また、生徒からの「好きな言葉は?」という質問に対して、山崎は「“シンプル イズ ザ ベスト”です。結局シンプルだなと思うことが多くて…いろいろ考えるけど、目の前のやれることだけをやる!というシンプルな考えに、よくなります。杉元は不死身なので、シンプルに“俺は不死身だ!”と思いながら演じていました」と語った。 山田は「映画にも出てくる“天から役目なしに降ろされた物はひとつもない”という言葉があるんですが、作品の中でも大切な言葉で、私の中でもふに落ちた言葉で、私もこういうふうに考えようと思うようになりました」と回答。 さらに「仕事で心がけてることは?」という質問に対して、山田は「きちんとあいさつする。私は初対面の人と打ち解けるのが得意じゃないので、最初に大きな声であいさつすると自分の中のハードルが下がる気がして、心がけています」とコメント。 山崎は「楽しむ・緊張しないようにする・そして、あいさつをしっかりする!」と明かし、トークはなごやかに進み、2人の言葉一つ一つに真剣に聞き入る生徒たちの様子が見受けられた。 ■“逆”サプライズに山崎&山田、感動の嵐 最後に山田が「こちらの方が皆さんにパワーをもらいました!皆さんの頑張ってる姿を想像しながら、私も頑張ろうと思います」と話し、山崎からも「『ゴールデンカムイ』もたくさんの人に観てもらえるよう頑張ります!一緒に頑張りましょう!」と力強いエールが贈られると、「はい!!」と生徒たちから力強い返事があがり、会場は熱気に包まれた。その後、会場を後にした山崎と山田。 しかし、実は「GOLDEN BEARS」は、WEB動画用として、吹奏楽部による同映画の主題歌「輝けるもの」の演奏にのせて、チアリーダー部が「ゴールデンカムイ」特別演技を練習しており、“逆サプライズ”として本人たちの前で披露することに。 「GOLDEN BEARS」のメンバーも二人の退場後に、練習していた演技を本人たちの目の前で披露することを知り、急きょ短時間でフォーメーションを再調整して、パフォーマンスを披露した。 圧巻の演技が終了し、山崎は「圧倒されちゃいました…ありがとうございます!!めちゃくちゃパワーをもらいました!」とコメントし、山田は「うるうるしちゃいました。びっくりしたのと、皆さんの笑顔と迫力と…映画の主題歌を演奏してくれて、ポンポンで名前文字を作ってくれたのもうれしくて…本当に頑張ろうと思いました!ありがとうございました!」と感動。 生徒を代表して、前年度のチアリーダー部キャプテン・松村慈果さんは「お二人が来てくださるとは夢にも思っていなくて、今もお二人に演技を披露させていただくと聞いて、すごく緊張したんですが、この『GOLDEN BEARS』を“ゴールデン”つながりで知っていただいて、演技まで観ていただけたのがうれしくて、みんなで、笑顔で演技することができたので良かったと思います」と語り、サプライズにサプライズが重なった会場は、温かい空気に包まれた。 最後は、笑顔でのフォトセッションに加え、生徒たちの粋な計らいで、再び主題歌「輝けるもの」の演奏にのせて生徒たちが花道を作っての退場となり、「ゴールデンカムイ」と「GOLDEN BEARS」互いがナンバーワンに向けてのエールを交換し合うイベントとなった。 ※山崎賢人の「崎」は正しくは「立つ崎」 ※アシリパの「リ」は小文字が正式表記