「デニーズ」の春メニュー発表!人気レストランの味が食べられる「シェフ監修」シリーズが継続に!
ファミリーレストランの「デニーズ」では、2023年に創業50周年の目玉企画として東京都内の人気レストランのシェフにデニーズのメニュー開発監修を依頼。3名の人気シェフと開発したメニューはいずれも大好評で、その流れから2024年度にも実施が決定しました。 【写真9枚】「デニーズ」の春メニューを写真で見る。人気レストランの本格派の味や、カラダにおいしいワンプレートなどずらり! 今回は2024年3月5日から提供される人気イタリアン「Regalo」オーナーシェフの小倉知巳さん監修メニューを一足お先に試食。さらに、同日からスタートする「からだにおいしい」春のワンプレートランチについてご紹介します。
シェフ監修シリーズ継続!まずはイタリアン小倉シェフの再登板でのピリ辛なパスタのセット
2023年9月に始まった、東京都内の人気レストランのシェフ監修のスペシャルメニュー。元々はデニーズ50周年の目玉企画として始まりましたが、3名のシェフのメニューはいずれも大好評。さらに、「デニーズ」の商品開発担当者にとっても学びがたくさんあり、メニューを考える際の知見になっているのだとか。 「デニーズ」を利用する人にとっても都内の一流レストランの味を地方でも楽しめることや、シェフのちょっと尖った感性を反映したメニューを手頃な価格で楽しめるなど、たくさんのメリットがありました。 そこで、より美味しいメニューを提供することと、さらに商品開発のレベルアップのために、人気レストランのシェフの監修メニューの継続が決定! まずは初回にも担当していた東京・参宮橋のレストラン「Regalo」の小倉知巳シェフが再び監修し、今回は「瀬戸内産しらすを使ったペペロンチーノのスパゲッティ」をはじめとする3点セットを開発しました。 瀬戸内産のふっくらと炊き上げた釜揚げしらすとにんにくとアンチョビのソースに、少し辛みを効かせたソースで仕上げたシチリア風のペペロンチーノのスパゲッティ。具材としてケッパー、アーモンドスライス、イタリアンパセリを使っているのですが、あえて均等に混ぜて提供しないのがこだわりの1つ。 その理由は、小倉シェフの「ムラの美学」という考え方。提供する前にすべてきれいに混ぜた状態にしてしまうと、フォークを入れて作るひとくちが全部同じになってしまいます。食べるごとに違う味わいを楽しめるように、あえてムラを作って提供する。この考えに沿って、「デニーズ」でもこちらのメニューはオイルなど、食べる位置によって強弱があるように作られています。 試食してみると、その意味に納得。ファミリーレストランとしてはかなり攻めた辛さのオイルとニンニクの匂い立つ香りのパンチの波が、強弱つけてやってくるのです。筆者は辛さ自慢の食べ物はあまり得意じゃないのですが、そういった痺れたり痛い辛さではなく、身体が熱くなるようなむわっとした辛さが口のなかで広がります。確かに、ファミリーレストランで提供するには本格的な濃い味わいのペペロンチーノ。お子様連れで行ったときに「ちょーだい」されても分けてあげられないので、そこだけご注意を。