村上春樹氏の母校・香櫨園小同級生ら、ノーベル文学賞受賞ならず肩落とすも「近づいてきてるんじゃ…」
村上春樹氏が卒業した兵庫県西宮市立香櫨園小学校では、ホームページ「村上春樹の西宮芦屋」を運営する西宮芦屋研究所の小西巧治さん(76)や村上氏の小学校時代の同級生だった頭井治男さん(75)、内堀均さん(75)、同校の平野直文校長(58)や学校関係者ら13人が同校のランチルームで結果発表を見守った。だが、韓国人女性の受賞が決まると一様に顔を見合わせ、がっくり肩を落とした。 電機部品メーカーを退職後、村上春樹の大ファン“ハルキスト”が高じて阪神間の地域文化研究者となり、研究所を立ち上げた小西さん。「他の国の人のことは見てないけど。韓国の女性?ううーん。アジアに確実に近づいてきてるんじゃないかな」と苦笑い。今回も自転車で来校し「ボクは村上さんと同い年だけど、また来年、元気でここへ自転車で来られるように」と受賞を諦めてなかった。