イングランド代表招集拒否中のアーセナルDFホワイトのEURO出場は? サウスゲート監督「扉は開いている」
イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督が、アーセナルDFベン・ホワイトについて言及した。 アーセナルで今シーズンに公式戦39試合に出場するなどレギュラーとして活躍しているホワイト。そのパフォーマンスから2021年にデビューしたイングランド代表でも定期的なプレーを求める声がある中、EURO2020などで招集されながらも出場機会に恵まれてこなかった選手は、カタール・ワールドカップでも「個人的な理由」で代表を離脱。その後、代表招集を拒否し続けている。 そんな中、今月のインターナショナルマッチウィークでブラジル代表、ベルギー代表と対戦したイングランド代表では、キーラン・トリッピアーやリース・ジェームズ、ルーク・ショー、トレント・アレクサンダー=アーノルドらが負傷欠場し、カイル・ウォーカーとジョン・ストーンズも試合で負傷。ホワイトを求める声がより強まる中、サウスゲート監督はアーセナルDFについて以下のように話した。 「今の対応はベンのためを思ってのことだ。前にも言ったが、ベンのための扉は開かれている。彼が予選の全試合に欠場した一方、予選に出場してきた選手がいる。EURO前に状況が難しいことは明らかだ」 「とはいえ、彼のプレーエリアで誰が起用可能になるのかは予測できないことだ。今は4選手を負傷で欠いている。だから、私の選択肢もオープンだ。(復帰を望むことに)問題はまったくないよ」 なお、イングランド代表はEURO2024本大会前の6月にボスニア・ヘルツェゴビナ代表、アイスランド代表との親善試合を戦う。