【速報】中国籍の男”時計強盗殺人”事件 所持品に中国行きの航空チケット 男性店員の死因は出血性ショック、傷は12センチもの深さ
大阪・心斎橋の宝飾店で、中国籍の男が高級時計を奪い、店員の弘中辰弥さんが死亡した強盗殺人事件で、弘中さんの死因が、刺されたことによる出血性ショックだったことが司法解剖で明らかになりました。 【画像を見る】ゴム製マスク被り“スキンヘッド”変装のイメージ 実際に送検された容疑者の姿と比べると… 警察によりますと、傷は腹部に1か所で、深さは12センチ以上あり、脊椎近くまでの深さだったということです。また、左手に防御の際についたとみられる傷があったということです。 いっぽう逮捕された中国籍の后馭波(コウ・ギョハ)容疑者(27)は、けさ身柄を検察庁に送られました。 警察によりますと、8月4日に短期滞在として入国、所持品のなかには事件当日の中国行きの航空チケットを所持していたということです。また、南海なんば駅から特急で関西空港に向かっていたということで、列車内には容疑者のものとみられる血痕が残っていたということです。出国して逃走しようとし、その直前に関西空港で身柄を確保されたとみられます。 また、店舗近くの空き地では、包丁やラバーマスク、血痕のようなものが付着した白Tシャツも発見されたということです。包丁は長さ33cmあまり、刃わたり21cmあって、警察は凶器ではないかとみて調べています。