豪ブレイキン選手が競技からの引退表明 パリ五輪の演技が物議
【AFP=時事】パリ五輪のブレイキン女子に出場したオーストラリアのレイチェル・ガン(Rachael Gunn、ダンサー名・Raygun)が6日、パフォーマンスに向けられた動揺するような反感の声を理由に、競技からの引退を表明した。 【写真】演技に臨むガン カンガルーをまねる動きなどを取り入れた型破りなパフォーマンスを見せるも五輪の審査員を感心させることはできず、世界的に嘲笑の的となったガンは、厳しい監視の目には「本当に動揺させられる」と述べ、ブレイキンのキャリアを断念することを決断したという。 ガンは地元ラジオ局に対して、「もう競技には出ない。続けていくつもりだったけれど、今となってはとても難しそうだから」と語った。 「厳しい監視が続いていくでしょう。撮影されて、ネットにさらされることになる」 それでもガンは、競技会に出ないだけで、今後もダンスは続けていくと話している。 「ダンスはとても楽しいし、気分がよくなる。みんな自分のダンスのやり方に嫌悪感を抱くべきではない。ダンスフロアで楽しんでいるなら、それを満喫すればいい」 【翻訳編集】 AFPBB News