<春再び・センバツ2021東海大相模>選手紹介/4 /神奈川
◇雰囲気盛り上げる副将 門馬功選手(2年) 右投げ右打ち 172センチ77キロ チームでは副将を務めるムードメーカー。選手の輪の中心にいつもいて、雰囲気を盛り上げている。 父は門馬敬治監督。4歳上の兄大(ひろ)さん(現東海大野球部)が届かなかった甲子園出場の夢を、自分がかなえたいと入部した。「兄の分というわけではないけれど、『頑張ってこい』と言ってもらった。絶対に勝ちたい」と甲子園の舞台へ意気込む。 昨秋の公式戦では、一塁手として全試合に出場した。関東地区大会2回戦の東海大甲府戦では、チーム唯一の打点をあげた。得点圏でのヒットが多く、勝負強い打撃が買われ上位打線を担う。 外野としての練習を重ね、プレーの幅が広がった。ウエートトレーニングや振り込みを強化し、「打球の伸びが良くなっている」と実感している。 2020年夏のセンバツ交流試合には、八回に代打で出場。小さいころから憧れていた場所に立ったことは今も忘れられない。結果はショートゴロで「悔しかった」。2度目となる甲子園の舞台で持ち前の勝負強さを発揮したい。バットを持つ手に力が入る。【宮島麻実】=随時掲載