2つの新型「フリード」に用意された無限パーツとは？

　ホンダの小型ミニバン「フリード」が8年ぶりにフルモデルチェンジし、3代目となった新型モデルが2024年6月28日に発売されました。 　 　使い勝手の良さや走行性能がさらに向上した新型フリードは、発売1か月で約3万8000台を受注するなど、早くもヒットモデルとなっています。 【画像】カッコいい！ これが無限カスタムの新型「フリード」です！ 画像を見る（30枚以上）

無限カスタムの新型「フリード エアー」

　新型フリードのグレードは、2代目モデルから引き続き、クロスオーバーSUVスタイルの「CROSSTAR（クロスター）」を設定。さらに上質かつシンプルな「AIR（エアー）」を新たに加え、2つの世界観を展開します。 　ボディサイズは、エアーが全長4310mm×全幅1695mm×全高1755mmと、全長が延長されたものの、全幅は変わらず5ナンバーサイズを維持。 　クロスターは、ブラックガーニッシュや専用フロントグリルといったSUVスタイルを採用したことによって全幅が1720mmへと拡大され、フリード初の3ナンバーサイズとなりましたが、取り回しの良いコンパクトなサイズを確保しました。 　シートレイアウトは、エアーが3列シート6人乗り／7人乗り、クロスターが3列シート6人乗りと2列シート5人乗りを設定します。 　パワーユニットは1.5リッターガソリンと1.5リッターハイブリッドを設定。ハイブリッド車は、フリード初となる2モーターハイブリッド「e：HEV」が搭載されました。 　また、駆動方式はガソリン車、ハイブリッド車ともに2WDと4WDが選べ、4WDでは滑りやすい路面でも安定して走行することが可能です。 　そんな新型フリードに対して、ホンダ車のカスタムブランド「無限」はカスタムパーツを設定し、2024年秋に受注を開始します。 　新型フリード用の無限パーツは「Sports for Everyone」をコンセプトとし、無限らしいスポーティさを高めるこだわりを込めたパーツ類が用意される予定です。 　先行公開されたデザインを見ると、エアーにはフロント／リアのアンダースポイラーやサイドガーニッシュ、テールゲートスポイラーなどを装着することで、スポーティかつ精悍なスタイルを提案。 　クロスターでは、フロントの「MUGEN」エンブレムやカモフラージュ柄のデカールなど、アクティブなクロスオーバースタイルを強調するパーツがラインナップされます。 　無限が提案する新型フリードについて、SNSでは「無限のフリードかっこいい」「エアロかっこよすぎる」「ホンダらしくていい」といった書き込みが寄せられており、スポーティにカスタムされたスタイリングが好評になっているようです。 ※　※　※ 　ホンダ車の純正アクセサリーを手掛けるホンダアクセスからも新型フリード用のカスタムパーツが発売されました。 　エアーの「Superior Style（スーペリアスタイル）」では、ベルリナブラックとクロームメッキを組み合わせた専用のフロントグリルや、LEDフォグライト付のエアロバンパーを設定。 　切削クリアとベルリナブラック塗装の15インチアルミホイール、テールゲートスポイラーを組み合わせ、エアーの上質さを高めるスタイルを実現しています。 　クロスターの「Active-Tough Style（アクティブタフスタイル）」では、5人乗り仕様の専用アイテムとして、荷室のデッドスペースを活かして収納を増やす「トランクサイドボックス」や「ルーフラック」、そしてフックや吸盤で装着可能な「テールゲートタープ」などを用意されました。