クラフトビール醸造会社の直営レストランが20日オープン 福島・JR郡山駅前
田村市都路町のクラフトビール醸造会社「ホップジャパン」直営のビアレストランは20日、福島県郡山市のJR郡山駅前にオープンする。田村市産のホップを使ったビールと阿武隈地方の野菜、常磐物の魚などを使った料理を提供し、商都でのクラフトビール文化の拠点とする。 直営店はいわき市の「エスパルいわき」の店舗に次ぎ2店目。クラウドファンディングを呼び掛け、駅前にあった施設を改修した。 1階がビールの立ち飲みが楽しめる「タップルーム」、2階が食事とビールを味わえるレストラン。10種類のクラフトビールをはじめ、中浜通りの野菜や魚を使った料理を味わえる。午後3時から開き、出張帰りなどにも気軽に立ち寄れる工夫を凝らしている。 17日に関係者を招き、店内をお披露目した。同社の本間誠社長は「ビールを通じて、人と人、人とものをつなぐきっかけづくりができればうれしい」と意気込んでいる。 営業時間は、1階が午後3時から同11時まで。2階が午後5時から同10時まで。住所は郡山市駅前一丁目9の18 サワカミビル(アパホテル郡山駅前隣)。
ホップジャパンは、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故からの復興を目指し、避難区域が一時設定された田村市都路町のアウトドア施設「グリーンパーク都路」に醸造所を設け、ビール造りを進めている。