次世代バッテリー開発促進へ 愛知県、コンソーシアム12月設立
愛知県は21日、車載用・産業用蓄電池などの研究、技術開発を促進することを目的に産学行政が連携して「あいち次世代バッテリー推進コンソーシアム」を設立すると発表した。次世代バッテリーに関するセミナーや交流会などを開き、開発を加速させる。12月中旬の設立予定で、現在会員を募集している。 同コンソーシアムは、トヨタ自動車や日本ガイシ、名古屋大学などのアドバイザリーボ―ドで構成する。セラミックスなどの地域の強みを生かした「酸化物型全個体電池」の開発加速などを重点分野とする。 会員募集の対象となるのは、電池の製造開発する企業や大学、利活用に関心のある企業団体など。会費は無料で、会員は次世代バッテリーに関する情報収集や発信機会、マッチング機会を得ることができる。 入会希望者は県ホームページから。問い合わせは愛知県経済産業局産業部産業科学技術課科学技術G(電話052・954・6351)まで。