NYダウ反落、終値は257ドル安…大統領選前にリスクオフで一時400ドル超の下げ
【ニューヨーク=小林泰裕】4日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比257・59ドル安の4万1794・60ドルだった。値下がりは2営業日ぶり。5日の米大統領選を前にリスク回避の動きが広がり、一時400ドル超値下がりした。 【図表】日経平均株価の推移
米大統領選で民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領の支持率が伯仲し、結果の確定が遅れるとの見方が強まっている。先行きへの警戒感から、リスクの高い株式を売却して安全資産とされる国債を購入する動きが広がった。8日以降、ダウ平均の採用銘柄から除外される半導体大手インテルや、化学大手ダウなどの銘柄が売られた。
IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は59・94ポイント安の1万8179・98だった。