<春に挑む>センバツ 京都外大西、京都国際 選手紹介/9 /京都
◇チーム打線支える要 京都外大西・杉浦智陽(もとや)選手(1年) 「京都から日本ナンバーワンになりたい」と京都外大西の門をたたいた。強気で負けず嫌いな1年生は上級生にも負けず、すぐに新チームの打線の中軸として活躍するようになった。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 好きな野球選手に挙げたOBの西村瑠伊斗選手に「ポテンシャルがある」と言わしめた、期待の星。新チーム結成から近畿地区大会決勝までの10試合全てに出場し、12本の安打を記録。2年生の相馬悠人、松岡耀らとともに打点を稼いできた。中でも本塁打2本はチーム最多。盗塁も5回記録するなど、攻撃全般を支える要となっている。 「甲子園でチームを勝たせます」。頼もしい1年生が友人や親戚の声を力にセンバツに挑む。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)京都市立八条中(2)173センチ、71キロ、右投右打(3)西村瑠伊斗(ヤクルト)(4)地元の鉄板焼き屋の焼きそば ……………………………………………………………………………………………………… ◇守備に自信、打撃磨く 京都国際・石田煌飛(きらと)選手(2年) 昨秋の府大会は途中出場が2試合あったものの、7試合で打率4割7分4厘、6打点。長打も3本放ち、終盤3試合は1番打者を任された。だがこの後、調子を落として変化球にうまく対応できなくなった。近畿地区大会は3打席に立ったのみで無安打に終わり「悔しい思いが募った」。 現在は、外野の激しいポジション争いのまっただ中にいる。「肩には自信があるので、守備は大丈夫」と自負し、課題は一にも二にも打撃。スイングをコンパクトにしてボールとストライクを見極められるよう、冬場の練習は必死にバットを振り込んできた。 正捕手の奥井颯大(2年)と同じ硬式野球チームの出身。続く選手たちのためにも、ともに甲子園の先発メンバーに名を連ねたい。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)滋賀県甲賀市立土山中(2)167センチ、66キロ、右投右打(3)柳田悠岐(ソフトバンク)(4)母の作るごはん ……………………………………………………………………………………………………… (1)出身中学(2)身長、体重、投打の左右(3)好きな野球選手(4)好きな食べ物 〔京都版〕