吉沢亮に違約金発生か…CM出演アサヒビールが契約の中途解約を発表「アルコール飲料会社として容認できない」
アサヒビールは7日、CMに起用していた俳優・吉沢亮(30)の広告契約を中途解約すると発表した。吉沢が昨年末、自宅マンションの隣室に無断で住居侵入をした疑いで警視庁から任意で事情を聞かれたことが6日に判明したことを受けての対応。 同社広報部は吉沢を巡る報道から一夜明けたこの日、スポーツ報知の取材に「アルコール飲料会社として事実を容認できるものではございません」と厳しい姿勢を示した。吉沢は23年に「アサヒスーパードライ ドライクリスタル」の広告キャラクターに就任し、CMに出演してきたが「今後、吉沢亮さんを起用した広告は展開いたしません。契約についても中途解約いたします」と説明した。 契約期間を満了せずに中途解除となった場合、問題を起こした側が支払う違約金などが発生する。広告関係者によると「今回のような事例は日割り計算などをした上で、契約期間の残っていた分のギャラを戻す」ことが一般的な対応という。同社は、今回の違約金について「個別のやり取りは守秘義務上、お答えできません」と話すにとどめた。 捜査関係者によると、昨年12月30日午前10時半ごろ、港区内のマンションの一室に侵入した疑い。吉沢は酒に酔い、誤って入ってしまったと話しているという。所属事務所は6日、公式サイトで事実関係を認めて謝罪した。 吉沢は、今月21日に都内で主演映画「ババンババンバンバンパイア」(2月14日公開、浜崎慎治監督)の完成披露試写会を控えている。イベント開催や公開予定について、本作関係者は「対応を協議中」とした。
報知新聞社