マンU、パレスの“10番”エゼを来夏のターゲットに?…契約解除金は約127億円か
マンチェスター・ユナイテッドがクリスタル・パレス所属のイングランド代表MFエベレチ・エゼに関心を寄せているようだ。10日、『スカイスポーツ』や『ミラー』など複数のイギリスメディアが伝えている。 今夏の移籍市場ではU-23フランス代表DFレニー・ヨロ、オランダ代表DFマタイス・デ・リフト、モロッコ代表DFヌサイル・マズラウィ、ウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ、オランダ代表FWジョシュア・ザークツィーを獲得したマンチェスター・ユナイテッド。エリック・テン・ハフ体制3年目に向けて戦力拡充に成功したものの、すでに来夏の移籍市場にも目を向けているようだ。 報道によると、同クラブはアタッカーの補強を検討しており、クリスタル・パレスで「10番」を背負うエゼに具体的な関心を寄せているという。ミルウォールとクイーンズ・パーク・レンジャーズの下部組織で育った26歳は、2016-17シーズン途中にプロデビューを飾り、2020年夏にクリスタル・パレスへ完全移籍で加入した。同クラブではここまで公式戦通算128試合に出場し28ゴール17アシストをマーク。昨年6月にはイングランド代表デビューを飾った。 複数の強豪クラブが関心を寄せていたエゼだが、今夏の移籍は実現せず、クリスタル・パレスに残留することに。しかし、6800万ポンド(約127億円)に設定された契約解除条項は来夏に再び行使可能になるとも報じられている。マンチェスター・ユナイテッドは今後も同選手の動向を注視し、来夏の移籍市場でオファー提示に踏み切る可能性があるようだ。 エゼを巡っては、アーセナルやリヴァプール、トッテナムからの関心も噂されている。果たして各クラブは今度どのような動きを見せるだろうか。
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