<石田純一>メディア露出が激減の今 自営の焼肉店でホール業務 「人格否定されるのはいいけど、人生まで否定されたらちょっとつらい」
俳優の石田純一さんが、ABEMAのニュース番組「ABEMAエンタメ」で密着取材された。メディア露出が激減し、現在は千葉県船橋市で焼肉店を経営する日々に迫った。 【写真特集】石田純一のいま 自宅から1時間半かけ出社 焼肉店では自ら客をもてなす
石田さんは現在、船橋市で経営する店「炭火焼肉ジュンチャン」へ、東京の自宅から電車で通っている。「夜10時半のラストまでお店にいます。そして、11時25分発の最終電車に乗って、自宅に着くと深夜1時。だから、自宅まで1時間半かかります」と語った。自宅から離れた土地に出店した理由については「1000円でベロベロになれるようなすごく安くて、おいしいお店が船橋に多いんです。夕方からみんな飲んで酔っ払っているところがいいなって。僕も来ていたし、そういうところを最初から狙っていた」と明かした。
石田さんは店でホール業務を担当し、接客もする。番組スタッフが「こういうアルバイトをしてたことあるんですか?」と尋ねると「僕が役者として世間に認められるまでは、10年かかりました。それまではアルバイトして食ってましたね」と返答。苦節10年でドラマ「抱きしめたい!」(フジテレビ系、1988年)でブレークした当時について「びっくりするぐらいお金が入ってきちゃった。年収は全部足して3億円ぐらいだったかな? でも、使う暇がなかった。寝る暇がないくらいだったので」と振り返った。
“プレイボーイキャラ”としてバラエティー番組でも活躍した石田さんだが、現在はメディア出演が激減している。「CMは9本あったのが1本になり、テレビのレギュラーは3つすべて無くなりました。何が悪いかは想像でしかないけど、コロナ禍で出歩いたとか、その対応が悪かったとか、そういうのは言われても仕方ないです」と認めた。一方「人格否定されるのはいいけど、人生まで否定されたらちょっとつらい」とも語る。
番組スタッフが「聞きづらいですけど、収入も結構落ちました?」と踏み込むと「落ちてますよ。ゴルフの会員権、車、家、全部売りましたよ」と返答。また「戦争反対のデモに参加する前に、奥さんに『収入が半分になるかもしれないけど、どうしても俺は行かなきゃいけない』と言った。実際には半分じゃなくて、10分の1になりました」と赤裸々に語った。
石田さんの密着取材の模様は、ABEMAで無料配信中。