鹿児島県本土は広い範囲で雨となっています。大隅地方では22日夜遅くにかけて土砂災害に警戒が必要です。 九州南部では大気の状態が非常に不安定となっています。宮崎県には22日午後3時すぎに「線状降水帯発生情報」が発表され、県境の志布志市でも1時間に42ミリの激しい雨が降りました。 21日に記録的短時間大雨情報が発表された肝付町では、道路わきののり面が崩れ、県道が全面通行止めになっています。 これまでに肝付町内之浦では24時間雨量が10月の観測史上1位を記録したほか、降り始めからの雨量は358ミリで、平年ひと月の雨量の2倍に迫っています。 薩摩・大隅、種子島屋久島地方では、22日夜はじめごろにかけて局地的に大雨になるおそれがあります。気象台は、引き続き土砂災害に警戒を呼びかけています。