赤ちゃんと一緒にプラネタリウムを楽しむ家族連れら＝29日、熊本市中央区

　赤ちゃんが泣いても気にしないで─。小さな子どもと一緒に楽しめる「はじめてのわくわくプラネタリウム」が5月29日、熊本市中央区の熊本博物館であり、約50人の親子連れらが心地よい時間を楽しんだ。 熊本の教育・子育て

　子育て中の家族にリラックスできる時間を提供し、子どもにもプラネタリウムを楽しんでもらおうと市が昨年から企画。上映時間は通常より20分程度短い約30分で、子どもが怖がらないよう足元ライトもつけた。 　子どもの泣き声や歓声が響く中で上映。母親らは子どもをあやしながら星座の解説に耳を傾け、輝く星空に感嘆の声を上げていた。熊本市中央区の主婦（28）は長女（3）と長男（11カ月）と鑑賞。「子どもも星に興味を持ったみたい。いい気分転換になった」と笑顔だった。 　6月1、2日の午前11時からも同企画を実施。定員140人。育児相談（午前10時～午後1時）もある。（九重陽平）