日本語対応MRミニチュア都市建設シム『Wall Town Wonders』Meta Quest3/3S向けに発売―あなたの部屋の壁に活気ある街を拡げよう
VRアクションアドベンチャー『Hubris』を手掛けたインディーデベロッパーCybornは、MR専用シミュレーション『Wall Town Wonders』を発売し、ローンチトレイラーを公開しました。 【画像全16枚+映像1本】
Meta QuestのMR(複合現実)機能を使った1人用シミュレーション
本ゲームは、本作が対応するMeta Quest3/3Sにも搭載された複合現実機能を使い、空間認識した現実の映像上にミニチュア都市を築いていくシングルプレイ作品です。
生き生きとした住人と交流しながら街を建設
実際のゲームプレイにおいてプレイヤーは、巨人ないし神的な視点で自分の部屋の壁に街を建設していくことになります。
冒頭のチュートリアル的な部分を除き、基本的にはカジュアルな都市建設シミュレーションに近く、メニューを呼び出して任意の建物の建築を任意の場所に可能。これに加えて、それぞれの建物でよく動く住人が活動しているのも特徴の1つで、各登場人物との交流中にイベントが発生します。
自室上でまるで小人の劇が行われるようにイベントが進行
イベント内容は序盤のプレイだけでもバラエティに富み、トレイラーでも一部見られるように、例えば住人が、とある目的の為に、建設された建物群から大きく外れた実際の部屋の床の方に行きたいからプレイヤーの手に自分を乗せて運んでくれといったものや、気球で来客がきたけれど風が無くて立ち往生しているから風を送って助けてあげてといったもの、作物を栽培する建物において害虫が来るから弓矢で撃退してくれといったものなど、他にも様々なイベントが確認できました。
これらのイベントの際は、プレイヤーの手のツールが適宜目的にあったものに変わり、それを使っての対処が可能となっています。
日本語に対応
プレイした発売前のビルドでは、住人のセリフにおいて性別の取り違えが確認できました。プレイに支障はなく、序盤においてそのほかの問題はありませんでした。
そのほか、セーブデータは3つ保持可能で、ご家庭で3人までのゲームプレイもしくは1人で3通りの街づくりが楽しめます。
Meta Quest機のハンドトラッキング機能に対応
本作は、Meta Quest機に備わっているハンドトラッキング機能に対応しており、コントローラーを使わずに実際の自分の手だけで全ての操作が可能です。一方でコントローラーを握ったままでも認識に支障なくボタン操作を含めたプレイが可能となっています。
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