「人生における非常に重大な決断」 ガブリエル・シャビエルが家庭事情で岡山と契約解除! 代表取締役社長も退団にコメント
ファジアーノ岡山は20日、FWガブリエル・シャビエル(31)の退団を発表した。 Jリーグでは2017年夏の名古屋グランパス入りから、北海道コンサドーレ札幌でもプレーしたガブリエル・シャビエル。2022年の札幌退団後はシャペコエンセ入りで母国復帰を決断したが、今年から岡山でJリーグでのキャリアを再開した。 個人としては名古屋時代の2017年以来となるJ2リーグを戦うシーズンとなるなか、ここまで6試合で1ゴール。チームがプレーオフ圏の4位につけるなか、個人としては振るわずだったが、20日付けで契約を解除し、退団の運びとなった。 家庭の事情を理由に双方合意のもと、途中退団となるガブリエル・シャビエルはクラブの公式サイトを通じて、これまでのサポートに感謝した。 「このたび、私の家族の問題で、人生における非常に重大な決断をさせていただきました。この決断を受け入れてくれたクラブに感謝いたします。また、半年余りとなってしまいましたが、この期間中に岡山でお世話になった全ての方々にも感謝申し上げます」 「特に、ファン・サポーターの皆さまはいつも私を応援してくださり、本当にありがとうございました。怪我で2度、チームから離脱してしまい試合出場が思うようにいかない時も、皆さまの温かい支えが励みになりました」 「ブラジルからファジアーノ岡山がJ1昇格という目標を達成することを心より応援しています。皆さま、本当にありがとうございました」 また、代表取締役社長の森井悠氏もコメント。具体的な言及を避けつつ、ガブリエル・シャビエルの退団経緯を説明している。 「シャビエル選手に、ご自身の人生において非常に重要で、かつ困難なことが発生し、シーズン中というタイミング、また選手としての大きな期待があった中ではありますが、それでも事の重要性に鑑み、クラブとしてその判断を尊重することといたしました」 「大きな葛藤があったであろう中、誠実にクラブのことを考え、真摯に向き合ってくれました。そのような彼の決断を、クラブとしても見守っていきたいと思います」 なお、ガブリエル・シャビエルは21日の練習終了後、政田サッカー場に来場するファン・サポーターにファンサービスゾーンにて挨拶。さらに、同日のコンベックス岡山で実施するファン感謝デーの冒頭で挨拶をし、クラブを離れるという。
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