第4回市場のあり方戦略本部(全文1)豊洲市場の安全安心をどう確保するのか
市場会計全体で焼却前収支の黒字化目指す
次に収支改善策でございますが、現状の豊洲市場単体の収支見込みですが、減価償却費を含む経常収支で92億円の赤字。償却前収支で21億円の赤字となっております。今後の目標として、コストカットなどの内部努力、新たな増収策などにより、市場会計全体で償却前収支の黒字化を目指してまいります。具体的には、警備費や光熱費などの経費縮減、組織、人員の見直しによる人件費の縮減を図ってまいります。また、新たな増収策といたしまして、6街区の屋上緑化広場を有料により解放したり、5街区の未利用の容積率を活用して収益施設を創設することなどを検討してまいります。 そののちの、34ページから40ページには、市場問題PTの築地改修案の概要と課題一覧を掲載してございます。ご参照ください。 私からは以上でございます。第2回、第3回の資料説明と併せまして、戦略本部における論点整理はおおむねできたのではないかというふうに考えております。 司会:ありがとうございました。それでは質疑応答に入りたいと思います。ココマデの説明を踏まえまして、まず知事いかがでしょうか。 【連載】第4回市場のあり方戦略本部(全文2完)へ続く