MMAデビュー戦の皇治がカズ次男・三浦孝太を「サッカーボールキックから絞め落とす」とフィニッシュ予告【RIZIN】
「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)でMMAデビュー戦に臨む皇治(TEAM ONE)が12月21日、都内で公開練習を行った。皇治はサッカーの元日本代表・三浦知良の次男である三浦孝太(BRAVE)を相手にMMAデビュー戦を迎えるのだが、フィニッシュについて「サッカーボールキックから絞め落とす」と予告した。 皇治はこの日、1分半のボクシングのミット打ちと1分半のMMAのミット打ちを行う予定だったのだが、MMAのパートに入るとミットを持った竹浦正起にパウンドを数発放ったところで「もうええやろ。お楽しみは大晦日で」と切り上げ、勝手に会見に移る傍若無人ぶり。皇治のグラウンドでのテクニックについてはベールに包まれたままとなった。 その後の会見ではMMAの完成度について「分からんすね。ぶっちゃけ強い奴とやりまくっているので、自分がどの位置にいるかも分からない。もしかしたらUFCの王者レベルかもしれないし、もしかしたらDEEPの王者レベルかもしれないし、もしかしたら修斗の王者レベルかもしれないし、もしかしたらNARIAGARIの王者レベルかも分からないし(笑)」と煙に巻くも「絞め落としますよ、マジで。サッカーボールキックから絞めてサッカーボールをパンクさせるんですよ」と絞め技でのフィニッシュを予告した。
ゲームプランについては「大晦日ということで、向こうに根性があるなら殴り合うでしょうけど、そんな根性ないでしょう。寝技で来るでしょうから絞め落としてやろうと思っています。あとは上になって殴り倒すかのどっちか」と語る。また噂の必殺技「竹浦スペシャル」については「完成度いいですよ。竹浦スペシャルが決まるかも。青木スペシャルはなかなか難易度が高い」とコーチ役の竹浦と青木真也から伝授されたと思われる必殺技の出来についても明かした。 MMAの練習については「毎日やっている。昨日もスパーをした。ボクシングやって、フィジカルやって、MMAやったり柔術をやったりレスリングをやったりしている。1日に全部はやってないが、3部練。一応、年齢も年齢なので、その辺は真也がむちゃくちゃうるさいんですよ。皆さんが思っているよりうるさい。今日は疲れているからこの練習はなし、とか決めてくれる。俺は昭和の人間なので、根性論でやればやるだけいいと思っている派なので、それを止めてくれている。うまくやれている。真也が“こんなに自分を握られたのは初めて”と言ってました。それくらい面倒を見てくれている。俺は格闘家としては尊敬しているんで。格闘家としてはね(笑)。ちゃんということ聞いています」と青木の指導の下、順調にMMAのテクニックを習得していることをうかがわせた。