『Aッ倒的ファン大感謝祭 in京セラドーム～みんなホンマにありがとう～』でデビュー発表したAぇ! group

　関西ジュニアの5人組グループ・Aぇ! group（正門良規、末澤誠也、草間リチャード敬太、小島健、佐野晶哉）がCDデビューすることが決定した。16日、京セラドーム大阪で行われたファンミーティング『Aッ倒的ファン大感謝祭 in京セラドーム～みんなホンマにありがとう～』で発表された。5月15日に「＜A＞BEGINNING」をユニバーサルミュージックからリリースする。イベント後、5人がそろってデビュー会見を行った。 【写真】バンドでも熱唱！Aぇ! groupのステージ 　5万人のファンを前に自らの口でCDデビューを報告。その際には「やっと言えた」と安堵した様子をみせていたが、末澤は「去年の夏に井ノ原さんと大倉くんからお話を聞きました」と4月から始動する新会社「STARTO ENTERTAINMENT（スタートエンターテイメント）」の取締役COO（最高執行責任者）の井ノ原快彦と関西ジュニアのプロデュースを手掛けた大倉忠義（SUPER EIGHT）からデビューの知らせをい受けたことを回想。 　当時は全国ツアー終了後で、そこから半年以上が経過したことで末澤は「ウズウズしていました。そのなかでデビューに向けどうしていこうかとみんなで話してました」とし、佐野も「ちょうど半年くらい。もう、早く誰かに言いたい！とギリギリ耐えました」と抑えきれない思いがあったそう。 　デビュー発表といえばサプライズも多いが正門は「自分たちの口でこういう形で話すって初めてじゃないかな、（自ら希望して）どう伝えようかってなった時に自分たちの口で伝えようと。こういう会場を用意してくださり、配信も動いてくださり、なるだけたくさんのファンのみなさんに届けばいいな、と」と発表の経緯を明かした。 　4月から始動する「STARTO ENTERTAINMENT」としてはデビュー第1号となるが佐野は「ただたただ光栄。先輩たちが事務所の名前をキラキラしたものをブランドとして確立したように、僕らが第1号としてこの会社を価値のあるものにしていくのは、僕らの役目だと思うのでここから頑張って走ってきます」と意気込んだ。 　客席に発表する際には涙を流すファンもいたが、なかでも感極まり言葉を詰まらせていた末澤は「他のメンバーのあいさつの間、ここまでの15年を思い出していたりしました。一緒にやっていていなくなったメンバーもいますし、今もつながって連絡とっている子もいます。おのおの連絡とっている子もいるので、ここで夢を叶えられてよかったです」と最年長として積み上げてきた日々と周囲とのつながりを噛み締めた。 　また、2019年の結成時は6人だった同グループだが昨年末、福本大晴が脱退し5人の新体制として新たなスタートを切ったばかり。小島は「（デビューを）半年前に聞いているという時点でみなさん察する通り、あと1歩やった。今やから赤裸々に言いますけど…。でも6人時代があってこその5人。俺たちが、前を向いてやっていくしかない。その意思しかない。悔しいし、戻れるなら…みたいなのもあるかもしれないけどそれでも、ここから俺たちがやるべきことをやらないといけない。前を向いて突っ走っていきたい」と力を込めていた。 　今回グループ単独では初のドーム公演となっており、感謝の思いを届けるべくファンミーティングを実施。ジュニア内グループの単独ドームイベントは2006年のKAT-TUNによる東京ドーム公演以来、18年ぶり。京セラドーム大阪では初となる。イベントは17日も行われ2公演で10万人を動員する。また、イベント内では公式X、ファンクラブ開設、そして5月25日から全国8大都市34公演をめぐる自身初のアリーナツアーの開催も発表した。