「砥部分校」で伝統ファッションショーが完全復活!「小田分校」は地域のまつりと合同で!?イマドキの高校文化祭
小規模校の「小田分校」で地域一丸となって盛り上げる文化祭
Q.今日は何食分作る? 女性陣: 「400食ぐらい」 早朝から大量の栗おこわを仕込む女性陣。今月5日に行われた内子町小田地区のおまつりでの一コマです。4年ぶりの開催となった地域の一大イベントに、今回大きな変化が…
フルーツ飴の販売に…獅子舞を披露。実は全て、地元・内子高校小田分校の生徒によるものです。 小田分校ではこれまで校内で開催していた文化祭を、今年初めて地域のまつりと合同で開催。地域との繋がりをより深める形に変化させたのです。 獅子舞の高校生: 「楽しかったです。(普段とは)規模もだいぶ違うのでやりがいはいっぱいあります」
早朝から栗おこわを仕込んでいた、内子町商工会女性部の西岡千代子さん。 実は、普段から小田分校の寮生に食事を提供していて、今回の合同文化祭の開催を楽しみにしていました。 西岡さん: 「これまで学校で文化祭をやっていたんですけど、割と地域の行事と重なったりしてみんなが見に行きにくかったりしたから、今日は多分高校生も張り切ってやってくれるんじゃないかなと」
遠方の生徒のために寮を完備!県外生向け「学校見学バスツアー」で魅力アピール
さらに、ここぞとばかりに高校の魅力アピールのため、小田分校が行ったのが…県外の中学生を対象とした学校見学バスツアーです。 地域の高校存続を目指して、小田分校が取り組むのは、生徒の全国募集。今回、山梨、大阪、広島から3組の中学生が参加しました。 山梨から来た中学生: 「(生徒が)少ないからこそ先生が生徒一人一人と向き合ってくれるし、学校も町も魅力的だから良い」 保護者: 「地域が学校を支えていたり、学校も一生懸命地域を支えようとしているところが見られてすごいなと思った」 小田分校 中島先生: 「(高校の)日常的な様子も見ていただきながら、こういった非日常的な活動もやってるところも見てもらえてすごく良いなと思ってる。(高校と地域)どちらにとっても集客という意味では間違いなくメリットはある」
いよいよ伝統のファッションショーが開幕!高校3年間の集大成へ
文化祭当日を迎えた、砥部分校。ショーの準備が順調に行われる中、ピンク色の衣装を制作していた菅野さんの姿は、見当たりません。 Q.今日菅野さんは来れない? 菅野さんの友人: 「入試で…一年生の頃から一緒に出たいねって話してたんですよ。なので昨日も予行練習中に泣きそうになりました二人で。頑張ります」 菅野さんの気持ちを胸に、思いを共にした友達がランウェイに臨みます。