【MEGUMI】葛藤の日々で気付いた、自分をケアする大切さ。美容が心を強くする
タレントというより、すっかり女優。そして、実業家としても活躍するMEGUMIさんですが、私たち同世代の女性にとっては今いちばん共感できる“美容家”と呼んでも良いのではないでしょうか。昨年上梓した自身初の美容本『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)は48万部発行され、2023年で最も売れた単行本実用書となりました。 そんなMEGUMIさんが新刊『心に効く美容』(講談社)を出版すると聞いて、一足お先にその内容について伺ってきました。 【写真をもっと見る】キレイすぎる……40代でも異次元の透明感をもつMEGUMIさん
自分の心をケアするために美容をしている
5月12日発売の、新刊のタイトルは『心に効く美容』。 「キレイになりたい、というのが私が美容をスタートしたときの動機でしたけど、今は自分の心をケアするために美容をしている感覚なんです。美容に取り組めば自分が整って、世の中に出ていくときに良い感じで皆さんと触れ合えるようになった。そんな、次のステップを今作ではお話ししたかったんです」 20代後半でほうれい線ができ、ふさぎ込んだ経験をきっかけに美容に熱心に取り組み、試した美容法は1000種類以上! その結果、性格も人生も変わったというMEGUMIさん。美容が本業ではない自分でも、実際に経験したことなら伝えられると昨年、美容本『キレイはこれでつくれます』を上梓しました。 「前作は、これまで美容に興味がなかった方、取り組んでこなかった方にも手に取っていただけて、こういうことをやれば確実に変わるよ! という情報を詰め込んだ超絶ハウツー本を目指しました。その結果、イベントなどで読者の方にお会いしたときに、本を読んでシートマスクをはじめて使ってみたらすごく変わったとか、頭皮マッサージを続けています、なんて感想をいただくようになりました。だから、ちょっとずつ皆さんの美容への扉が開かれつつあると感じる今、次のステップについて語りたかったんです」 今作では、『美肌が心を強くする』こと、『身体へのアプローチで心が変わる』ことなど、MEGUMIさんが最近取り組んでいる肌や髪、身体へのケア方法が紹介されている。 「同世代には、忙しい毎日で無理をして突っ走るように生きている方がすごく多いですよね。働いている女性も多いと思いますが、年齢を重ねるとどんどん影響力が大きくなって気を遣っている。そして家に帰ったら、妻や母としての役割も待っていたりする。 さらに女性は、体調やメンタルにホルモンバランスの影響を受けやすいですよね。それにうまく対処できないと、ホルモンによる浮き沈みが悪い風にアウトプットされちゃったりとか、元気なんだけど元気なく見られちゃったりして、もったいないじゃないですか。だから私は、できるだけ常に自分を良い状態で保っておきたいと思っているんです」