「コロナ雇調金1億円不正受給」報道のトータス松本…ひと月半前に本誌が見た“ラジオ終わりの帰京”姿
4月中旬の夜、マネジャーらしき男性とにこやかに談笑しながら品川駅の改札口から出てきたのは、人気バンド「ウルフルズ」のボーカルを務めるトータス松本(57)だ。この日、松本は、大阪でDJをつとめるラジオ番組「Got You OSAKA」(FM COCOLO)の生放送を終えて帰京したところだったようだ。 【仕事は順調だったが...】すごい!品川駅を歩いていたトータス松本「オーラ抜群」最新近影 このひと月半後、自身が追い詰められる立場にあろうとは、よもや思わなかっただろう……。 5月29日、『週刊文春電子版』が「トータス松本・コロナ雇調金1億円を返金」という見出しの記事を掲載。これによると、松本が親族と共に代表取締役を務めるアパレル会社が、国から「コロナ雇用調整助成金」の不正受給を指摘され、1億円を返金していたと報じたのだ。 「その前日の28日に、松本自身が文春の取材に応じ、大筋で事実と認めました。会社は妻の父親が創業者で代表取締役社長。松本は会長という立場でしたが、『会社で何が起きているのか、報告を受けていなかった』と語っています。要は、名義貸しのような状態で、松本は経営に一切、タッチしていなかったようです。とはいえ、本人は社会的責任を痛感し、会長職を辞任しました」(全国紙記者) この報道を受けて、SNSには、 《ええねんを歌われても、いやいやいやと思ってしまう》 《とにかく笑えない…最後に笑えない…》 などと、ウルフルズのヒット曲を皮肉ったコメントが目立つが、 《ガッツだぜ!ずっと頑張ってほしい》 という応援コメントも少なくない。 多くの人々が注目した今回の問題。さまざまなコメントがあるなかで、 《コロナ不正受給は、知らなかったでは済まされない。これじゃあ自民党裏金議員と変わらない》 など、しっかり責任を追及すべきという意見も出てきている。 コロナ不正受給問題に詳しい専門家は、 「コロナ雇用調整助成金の不正受給は、原則として詐欺罪に該当しますが、捜査には非常に時間がかかるため、自発的な申告や返金をすれば、刑事事件化を避けられます。今回の事案も、すでに返金しているということですから、今後、松本さんが事情聴取を受けたり、捜査が継続することはないと思われます」(コロナ関連不正受給問題に詳しい弁護士) と、見解を明かした。4月24日、松本は11年ぶりとなるソロ名義の楽曲『ただいま!』を配信。 〈ただいまの『ま』は待ってての『ま』〉 という歌詞があるが、ファンは、全てがすっきりと解決して、元気に戻ってくる姿を待っているーー。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://twitter.com/FRIDAY_twit
FRIDAYデジタル