「いくつになってもスタイルが崩れない人」がやっていること
美しいスタイルになることは、多くの人が憧れるもの。 年を重ねても美しいスタイルを維持している人は、いったい何をしているのでしょうか? 書籍『顔のゆがみがととのうと驚くほどきれいな私が現れる』の著者であり、18年で6万人以上を施術したゆがみ整体師の高野直樹氏は、「いくつになってもスタイルが崩れない人」には共通点があると言います。 本記事では、「いくつになってもスタイルが崩れない人が日常でやっていること」を高野氏に聞きました。 【この記事の画像を見る】 ● いくつになってもスタイルがいい人の共通点 いくつになってもスタイルがいい人には共通点があります。それは、ジムやヨガ、ピラティスに通っていることではありません。 スタイルがいい人は「日常での姿勢」をつねに意識しています。 では、具体的に何を意識するとよいのでしょうか。 ポイントは4つです。いきなりすべてを意識するのが難しい人は、ひとつずつで構いません。ご自身のペースではじめてみましょう。 ● ①頭の位置を意識する できる限り、頭を前に突き出す時間を減らしましょう。無理に後ろに引くのではなく、「突き出さない」ことが重要です。 これを意識することによって、肋骨が引き上がり、バストが下がりにくくなるため、体の構造的に肩が内側に入らなくなります。つまり、猫背になりにくくなります。 ● ②こまめに胸をそらす 次に、こまめに胸をそらしましょう。 これを意識すると、肩が広がり、左右の肩甲骨(けんこうこつ)どうしの距離が縮まるので、天使の羽とも呼ばれる、肩甲骨が浮き出たきれいな背中のシルエットを維持できます。
● ③かかとから着地する 3つ目のポイントは、歩くときにかかとからの着地を意識することです。 猫背の人は歩くとき、かかととつま先がほぼ同時に着地します。 かかとからの着地を意識すると、自然とひざが伸びやすくなり、太ももの筋肉への負担が減ります。その結果、足も太くなりにくくなります。 ● ④いつもより少し歩幅を広げる 最後のポイントは、歩くときにいつもよりも少しだけ歩幅を広くしてください。 年を重ねるとだんだんと歩幅が狭くなっていきます。それが習慣になると、足が太くなり、ひざの関節の不調が出やすく、お尻も垂れてしまいます。そうなる前に、普段から歩幅を意識することが重要です。 この4つのポイントを日常で取り入れると、週に1、2時間のジムなどとは異なり、生活してる時間のすべてをがスタイル維持のために有効に使うことができます。 ● まずは日常で意識できることを 悪い姿勢をとり続け、スタイルが崩れると、体や顔のゆがみにつながります。そのため、拙著『顔のゆがみがととのうと驚くほどきれいな私が現れる』では、今回ご紹介した「正しい姿勢のとり方」など、体や顔のゆがみにつながるさまざまなポイントをていねいに解説しました。 ケアをすることも大切ですが、まずは「体や顔のゆがみにつながる習慣」をひとつずつ取り除いていきましょう。 高野直樹(たかの・なおき) BIKOTSU ZERO院長・ゆがみ整体師 整骨院・リラクゼーションサロンを経て、整形外科リハビリ室での勤務も経験し、体の悩みと向き合いながらクライアントを改善へと導いてきた。さまざまな技術を習得し18年間に延べ6万人以上を施術。柔道整復師や鍼灸師などの国家資格者・整体師・エステティシャンなどが技術を学ぶ学校の教科書も作成し、これまで数々の革新的な無痛小顔矯正・バキバキしない骨格矯正技術を世に送り出してきたゆがみを整える職人。
高野直樹