山梨学院からエースの林謙吾ら3人 記者が選ぶセンバツベストナイン
第95回記念選抜高校野球大会は1日、決勝があり、山梨学院が報徳学園(兵庫)に7―3で逆転勝ちし、春夏通じて山梨県勢として甲子園初優勝を果たした。大会のベストナインを毎日新聞社センバツ取材班が選考した。 【センバツベストナインに選ばれた選手たちを写真で】 ベストナインに選んだのは以下の通り。 ◇投手 林謙吾選手(山梨学院) 優勝投手。球速以上に速く感じる直球のキレが抜群だった。 ◇捕手 堀柊那選手(報徳学園) 強肩強打。準決勝の大阪桐蔭戦で二盗を阻止した送球は秀逸だった。 ◇一塁手 高橋海翔選手(山梨学院) 山梨学院躍進の立役者の一人。準決勝の広陵戦では決勝打を放った。 ◇二塁手 林純司選手(報徳学園) 3試合連続3安打など打ちまくった。 ◇三塁手 谷本颯太選手(広陵) 球界のトレンドである強打の2番打者として活躍した。 ◇遊撃手 進藤天選手(山梨学院) 堅守に加えて、打率、長打力ともに素晴らしかった。 ◇外野手 田上夏衣選手(広陵) リードオフマンとして、谷本選手とともに攻撃的な1、2番コンビを形成した。 ◇外野手 岡本昇磨選手(東邦) 長打力、強肩による送球が印象的。強心臓のリリーフとしても活躍した。 ◇外野手 石野蓮授選手(報徳学園) 準決勝で大阪桐蔭の前田悠伍投手から決勝二塁打を放ったように、勝負強さが光った。 【まとめ・岸本悠】