「戦える実力まできている」16歳の松島輝空が世界1位との激闘を振り返る 日本男子は中国に敗れ準々決勝で敗退
◇卓球・世界選手権団体戦(22日、韓国・釜山) 卓球の世界選手権団体戦は22日、日本は10連覇中の中国と対戦。0-3で敗れ、2大会連続のメダル獲得とはなりませんでした。 【画像】最年少16歳・松島輝空 エース張本らチームメイトが性格明かす この試合、大きなインパクトを残したのは世界ランク33位の松島輝空選手です。メダルのかかった大一番で、1番手に起用されたチーム最年少の16歳は、世界ランク1位の樊振東選手と対戦。 格上相手に第1ゲームは逆転で先取すると、第2ゲームは、世界トッププレーヤーの強烈な攻撃を粘りのスーパーラリーでポイントを奪うなど、最大5点差を追いつく激闘。惜しくも敗れましたが、世界1位相手に善戦しました。 松島選手は「1番手で出させてもらって最初は少し緊張したが“楽しみ”の気持ちがすごくて」と充実した様子で振り返ります。 「競った場面の一本が遠かったと感じた」と話しつつも、「逆に戦える実力まできていると感じた。(100点満点で)80点くらいだと思います」と話しました。 ▽男子団体 準々決勝 日本0-3中国 〈第1試合〉 松島輝空1-3樊振東 13-11/10-12/10-12/6-11 〈第2試合〉 張本智和1-3王楚欽 11-8/2-11/7-11/6-11 〈第3試合〉 篠塚大登1-3馬龍 9-11/5-11/11-9/9-11