早稲田大卒・皆藤愛子アナ 高2まで勉強への“熱意”失い模試も「E判定」 それでも“絶対行ける”と自信を持てた理由とは?
■なにかを目指して一心に「がんばる」体験は、その後の人生に生きる ――受験の経験は、人生にどんな影響を与えましたか。 中高生くらいの時期は、思春期にも入っていろいろと悩みや迷いが多くなる時期。私も目標を見失って、目の前のことしか考えられていませんでした。でも、この時期に「将来これになりたい!」と明確に見える人は少ないだろうし、たとえ見えなくてもそれでいいと思うのです。わからないからこそ、さまざまなことに興味を持ってやってみる。その点、私はアルバイトでも本当に多くのことを学びました。 受験のようになにかを目指して一心に「がんばる」体験は、絶対にその後の人生に生きてくると実感しています。その中で少しでも「楽しさ」が体験できれば、もう最高なのではないでしょうか。 ※前編〈渋幕出身・皆藤愛子が語る中学受験「受験は楽しかった。でも、合格後に燃え尽きて成績“低空飛行期”に突入しました」〉から続く (取材・文/三宅智佳) 〇皆藤愛子/1984年生まれ、千葉県出身。渋谷教育学園幕張中学校・高校卒業。早稲田大学第一文学部在学中に、お天気キャスターとして朝のテレビ番組で仕事をスタート。学生とお天気キャスターの両立が話題となった。現在はテレビの情報番組やバラエティ、ラジオのパーソナリティなど幅広く活躍中。
三宅智佳