報知映画賞主演女優賞の石原さとみ&助演女優賞の吉岡里帆 2024年映画界で最も輝いた二人の妖艶姿
石原さとみは両親を前に
12月16日、「第49回報知映画賞」の授賞式が都内で行われ、映画『ミッシング』で主演女優賞に輝いた女優の石原さとみ(37)が華やかな白いドレス姿で登壇した。 【思わず目が......】すごい!大胆に背中の開いたドレスを吉岡里帆に会場の目が釘付けに.... 「私は15歳で映画でデビューして、16歳で人生初めての賞を報知映画賞の新人賞としていただいて。鮮明に覚えているのは両親が涙を流しながら参加してくれたこと。あれから21年。初めての主演女優賞、本当にうれしいです」 石原は、会場に訪れていた両親の前で喜びを口にした。 「『ミッシング』では、失踪した娘を必死に探すも、夫との温度差や世間の誹謗中傷などで次第に心が壊れていく母親を熱演しました。’24年4月に行われたこの映画の完成披露試写会で石原は『(映画に)自分を出させてほしい』と7年前に吉田恵輔監督に直談判したというエピソードを披露。一度は断られたものの3年後に監督から連絡が来て、出演が決まったそうです。『今までの自分を壊してほしい』という気持ちで撮影に臨んだそうで、演技は鬼気迫るものでした」(映画雑誌記者) 壇上での挨拶を終え、席に戻った石原は夫役の青木崇高(44)とハイタッチ。満面の笑みを浮かべた。 そしてこの日の授賞式でもう一人、輝く女優がいた。映画『正体』で助演女優賞を受賞した吉岡里帆(31)である。胸元と背中が大きく露出した漆黒のドレスで登場した吉岡の姿に会場の視線は釘付けだったが、吉岡自身は登壇する前から、かなり緊張した表情を浮かべていた。 ◆吉岡里帆は大粒の涙を流して 「同作品では、凶悪犯罪を犯した指名手配犯である男性の“正体”にうすうす気づきながらも惹かれ、一緒に暮らすフリーランスのライターに扮しています。ライターとしての信念と、好きな人を信じたいという思いの中で複雑に揺れる女性を見事に演じています」(前出・記者) 壇上で吉岡は「気持ちがいっぱいいっぱいになってしまって……」と思いを吐露。そして、 「(今回の受賞は)自分にとって大きな、大きな出来事で、そういうスタンスのまま頑張っていいんだと背中を押された気になりました」 と話すと大粒の涙を流した。同作品は作品賞も受賞。主演の横浜流星(28)は主演男優賞に輝いている。初日から3日間の興行成績は2億円を突破。大ヒットとなった。 石原と吉岡の活躍が、今後の日本映画界に大きな光をもたらした。
FRIDAYデジタル