「セサミンEX」など健康食品事業を展開…サントリーウエルネス株式会社・山村大「“健康食品の枠をどう超えるのか”がテーマだと思います」
笹川友里がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「DIGITAL VORN Future Pix」(毎週土曜 20:00~20:30)。この番組では、デジタルシーンのフロントランナーをゲストに迎え、私たちを待ち受ける未来の社会について話を伺っていきます。12月16日(土)の放送は、サントリーウエルネス株式会社 常務執行役員・ヘルスケア事業部長の山村大(やまむら・だい)さんをゲストに迎え、お届けしました。
山村さんは、2002年にSIer(エスアイヤー)へ新卒入社後、2005年にリクルートに入社し、エンジニアとして、システム開発やメディアのブランディング業務などに従事。2013年には、リクルートテクノロジーズ執行役員、以後、リクルートホールディングス リクルート事業会社各社の事業責任者およびDX責任者を歴任。2021年3月より現職に就いています。
◆サントリー第三の柱事業になりつつある、ウエルネス事業
サントリーというと、お酒や飲料メーカーとして知られていますが、山村さんが所属するサントリーウエルネスでは、国内サプリメント市場でナンバーワンの売上高を誇る「DHA&EPA+セサミンEX」をはじめとする健康食品などを展開しており、ウエルネス事業が、「お酒」「飲料」に次ぐ、第三の柱事業となりつつあります。 取り扱っている商品として、「セサミンEX」を筆頭に、ミドル・シニア男性をターゲットとした男性用オールインワンスキンケア「VARON/ヴァロン」、脚の筋力やひざ関節にアプローチする中高年向けの「ロコモア」などの売上も好調で、「主力商品として展開しています」と山村さん。 また、テレビ等でよく見かける広告宣伝について、「いわゆるテレビ、新聞、チラシのようなオフライン領域のものは依然としてとても大事なメディアだと思います。とはいえ、効率化しながらお客さまとのデジタルの接点をどうするのか、あるいは、リアルの場でどうやってファンベースのマーケティングができるのかなど、お金の使い方を変えていかないといけない時代になってきたんだなと思っています」と語ります。