前徳島県知事、衆院選出馬へ 無所属で、選挙区検討
前徳島県知事の飯泉嘉門氏(64)が、次期衆院選に無所属で立候補する意向を固めたことが分かった。複数の関係者が19日、明らかにした。2区ある徳島の小選挙区いずれで出馬するか、検討中としている。2区とも現職は自民党で、飯泉氏は知事時代、自民の支援を受けていた。選挙戦は保守分裂含みとなりそうだ。 飯泉氏は旧自治省出身で、2003年の知事選で初当選。5期20年務め、6期目を目指した昨年は落選した。関係者によると、18日に支援者らに出馬意向を伝えた。 徳島1区は自民と日本維新の会の現職、立憲民主、共産両党の新人が立候補を予定。2区は自民現職らが出馬の見込みだ。