【動画】がん撲滅、亡き仲間への思い胸に合唱団が初演奏会実施へ。収益一部をがんセンターに寄付/大阪
11日に「いずみホール」で初演奏会、収益の一部はがんセンターへ寄付
昨年7月から月に2~4回のペースで練習が行われ、メンバーは番組の合唱団時代の人もいるが、新たに参加した人もいる。下は20代、上は70代までの約50人。みんな仕事帰りなどに集まっては、中村さんの明るく時に厳しい指導のもと練習に励み続けてきた。そして、約1年がたち、晴れて本格的なホールで歌声を披露することになったという。 今回の開催に杉本さんは「今もこうして歌い続けることができるのも、牧野さんや仲間が『絆』を築いてくれたからや思います。普通ならこんなに継続できないと思う。しっかりと思いを込めて、みんなで歌うことができれば」と意気込んでいる。 また、ずっと指導を続けてきた中村さんは「メインの曲目はモーツァルトの絶筆『レクイエム』。『第九』をともに歌い感動を分かち合った仲間2人がその直後にがんでこの世を去ったことから、その追悼の意味を込めて歌います。心を込めて歌います、熱い演奏をお届けします」と話している。 「ルークス スペイ」の第1回演奏会は、11日午後2時から大阪市中央区の「いずみホール」で行われる。入場料は全席指定3000円(未就学児の入場はできない)。収益の一部を国立がん研究センターへ寄付する。詳しい問い合わせは同合唱団(080・3843・0298)または chorus.lux.spei@gmail.com まで。