今平周吾が日本オープン初制覇、地元の声援受け競り合い制す ７季連続ツアーＶで10勝目
＜国内男子ツアー：日本オープン＞◇最終日◇13日◇埼玉・東京GC（7251ヤード、パー70）◇賞金総額2億1000万円（優勝4200万円） 首位に1打差3位で出た今平周吾（32＝ロピア）が、大会初優勝を飾った。17年のツアー初優勝から7季連続勝利で、通算10勝目。 4番パー3、5番パー4で連続バーディーを挙げるなど前半からスコアを伸ばし、競り合いを制した。 埼玉・入間市出身。国内メジャーを地元で戦うことについて「あまり意識しないようにしている」としつつ、会場に車で移動するさいには「いつも見慣れた道なので、リラックスできています」。 2年連続賞金王にも輝いた実力者にとって、自身初の日本オープンでの優勝は、埼玉県勢としても初制覇。地元の声援を受けながら、日本一の称号をつかんだ。 ◆今平周吾（いまひら・しゅうご）1992年（平4）10月2日生まれ、埼玉県出身。埼玉栄高を中退し、米IMGアカデミーに留学。11年に帰国、19歳でプロ転向。18、19年と国内ツアー2年連続の賞金王。通算10勝。165センチ、66キロ。
