今平周吾が国内メジャー初制覇で10勝目 劇的バーディ締めに「すごい興奮」
◇国内メジャー◇日本オープンゴルフ選手権競技 最終日(13日)◇東京ゴルフ倶楽部(埼玉)◇7251yd(パー70)◇晴れ(観衆6382人) 1打差3位から出た今平周吾が5バーディ、2ボギーの「68」で回り、通算4アンダーで逆転優勝を遂げた。昨年11月「三井住友VISA太平洋マスターズ」以来となる節目の通算10勝目を、地元・埼玉県でのメジャー初タイトルで飾った。 【画像】グリーン上でボールをとり替えた。コレっていいんだっけ? 今平は最終組の1つ前を回り、首位に並んで迎えた最終18番。10m以上のバーディパットを決めてガッツポーズを作った。今平はボールが吸い込まれる前から右腕を上げ、カップインを確信。後続を1打差で振り切る決着の一打となった。 優勝インタビューでは18番について「今まで優勝した中で一番うれしい場面」と振り返り、「すごい興奮しました」とよろこびを表現。地元ファンの声援にも背中を押され、「ここで優勝できて、日本オープンという所で優勝できてすごくうれしい」と言葉にした。 首位から出た木下稜介は終盤の14番、15番で連続ボギーをたたくなど4バーディ、4ボギーの「70」で終えて通算3アンダー。優勝スコアに1打届かずに2位となった。通算イーブンパー3位に稲森佑貴が続いた。 通算2オーバー4位に「68」で回った金谷拓実、通算3オーバー5位に阿久津未来也。4月「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」以来の日本ツアー出場となる中島啓太は「75」とスコアを落とし、通算4オーバー6位で終えた。 石川遼は比嘉一貴、長野泰雅、首位から「78」と崩れたと池村寛世と並ぶ5オーバー8位。今季初優勝を挙げた6月「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ」以来のトップ10に入った。 <最終成績> 優勝/-4/今平周吾 2/-3/木下稜介 3/0/稲森佑貴 4/+2/金谷拓実 5/+3/阿久津未来也 6T/+4/中島啓太、金子駆大 8T/+5/石川遼、比嘉一貴、長野泰雅、池村寛世