「ポスト岸田」にらみ自民総裁選“駆け引き”激化 「スタート早すぎ」二階氏は苦言
自民党総裁選を巡り、早くも「ポスト岸田」をにらんだ駆け引きが激化しています。岸田文雄総理大臣は安倍晋三元総理の三回忌法要に参列し、「志のバトン」を引き継ぐとコメントしました。 【画像】石破元幹事長「いつが一番いいか…」 自民総裁選への出馬また明言避ける
■「志のバトン引き継ぐ」岸田総理
先月30日、都内で営まれた安倍元総理の三回忌法要。昭恵夫人をはじめ、岸田総理や菅義偉前総理、森喜朗元総理らが参列し故人をしのびました。 岸田総理は法要に参列後、自身のXにこう投稿しました。 岸田総理のXから 「安倍さんと笑い合い議論し、指導を受けた数多くの場面が今も頻繁に脳裏によみがえります。私たちは安倍さんから引き継いだ『志のバトン』をしっかりと次の世代に引き継いで参ります」
■「スタート早すぎ」二階元幹事長は苦言
30日、地元・鳥取市に現れたのは、自民党総裁選出馬への意欲を見せている石破茂元幹事長です。地元の県会議員からは、こんな期待の声が上がりました。 自民党 鳥取県連幹事長 「9月の総裁選挙が近づいておりまして、石破我が県連会長には、何としてでも頑張ってもらわないけんと。私自身、個人的にも思っております」 総裁選には出るのでしょうか? 石破元幹事長 「(Q.石破さんに頑張っていただきたいとエールがあったが?)それは地元はありがたいねってことですよ。国が厳しい状況にあるということをよく踏まえたうえで、いつが一番いいかということをよく考える、ということです」 30日も出馬については明言を避けました。 自民党の二階俊博元幹事長は30日、「ポスト岸田」候補が総裁選を見据えた動きを活発化させている現状に苦言を呈しました。 二階元幹事長 「まだ総裁選まで日もだいぶある。総裁選挙、幕開けのスタートが早すぎた。いい人が選ばれることを期待します」 (「グッド!モーニング」2024年7月1日放送分より)
テレビ朝日