「注目されている」スペイン紙が久保と浅野の初対戦をプレビュー。日本サッカーファンを“気の毒”と語る理由とは【海外の反応】
日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダと、同代表FW浅野拓磨が所属するマジョルカが、日本時間18日にマジョルカのホームで対戦する。かつては久保がマジョルカに在籍していたこともあり、因縁深い一戦だ。スペインの現地メディア『AS』も日本人対決に注目し、16日に試合のプレビューを伝えた。 【動画】まばたき厳禁! 久保建英の衝撃ゴールがこれだ! 久保は、19/20シーズンと21/22シーズンに、マジョルカへの在籍経験がある。1度目は欧州初挑戦、2度目は失敗続きだったレンタル生活からの再起という、和製テクニシャンの成長にとって、非常に重要な時期を過ごした。そのマジョルカは、大久保嘉人が04/05シーズンから2年間在籍し、リーグ戦で5得点をマーク。家長昭博が、10/11シーズンから2年間とセグンダ・ディビシオン(2部リーグ)に所属した13/14シーズンの3シーズンに渡ってプレーしており、日本人プレーヤーとは関係が深いクラブだ。 そして久保がソシエダへと飛躍を果たした2年後の2024年夏、4人目の日本人プレーヤーとして迎えられたのが浅野だ。快速FWは、「久保は、『必要なことがあったらなんでも言ってくれ』と声をかけてくれた」と明かしており、現在でも、浅野の飛躍のサポート、あるいは同郷アタッカー同士の比較という点において、マジョルカと23歳のMFが関連づけられている。 同メディアは、「久保と浅野は日本代表のチームメイトだが、先日の代表ウィークの2試合で 、前者は115分間出場したのに対し、後者はわずか10分しかプレーしていない」と、代表での立ち位置を比べている。さらに、「日本でこの両者の直接対決が非常に注目されているにもかかわらず、キックオフ時間が、スペイン時間で17日の19時、つまり両選手の母国である日本時間では18日の早朝2時に予定されているのは残念だ。アジアのサッカーファンにとっては、リアルタイムで見ることが、なかなかに難しくなるだろう」と、日本のラ・リーガ視聴者層を気の毒がっているようだ。注目の一戦、勝利の女神はどちらに微笑むのだろうか。
フットボールチャンネル編集部